日本でIOT家電は進むのか?

先日、リビングテック協会主催の「リビングテック カンファレンス」に参加しました。

リビングテック協会は、「人々の暮らしを、テクノロジーで豊かにする」という理念の協会です。
日本の暮らしの超最先端!を提案してくれます。

町のでんきやさんのお客様はシニア層が多いので、
「テクノロジー?」「IOT家電?」
うちには関係ない、と思う方も少なくないでしょうが、
(実は私もちょっと敬遠してました)
もうちょっと真剣に考えないと、日本は世界からどんどん遅れ、
技術が衰退していくのでは、と危機感を覚えました。

もちろん、テクノロジーを使うのは人間です。

モノよりコト提案

と言っている私ですが、
モノ(テクノロジー)が発展しないと、コト(暮らし)も良くならないわけです。

さて、IOT家電。

使ったことがありません(なんの参考にもなりませんね。ごめんなさい)。

使わない理由の1つに、
「いちいち家電ごとにアプリを入れて、使い分けるのが面倒」
「スマートスピーカー(Amazon、Google、Apple)のどれがいいか分からない」

など、世間の皆様と同じ理由で敬遠してました。

カンファレンスの中で、「三菱地所」さんの取り組みが紹介されました。

三菱地所の総合スマートホームサービス
HOMETACT(ホームタクト)
https://hometact.biz/

不動産デベロッパーが、メーカーも販売店も巻き込んで、
日本の住環境に導入しやすく、エンドユーザー視点のサービスを提供するというもの。
ようは、メーカーの垣根を超えてぜーんぶつなげちゃうよ、ということです。

すでに、三菱地所レジデンスが開発する高品質賃貸マンションで導入されてきているそうです。

アメリカの調査では、
不動産管理会社の95%が、
スマートホーム導入で賃料が5~30%UPに期待」しているそうです。

日本の不動産会社はまだまだ懐疑的なようですが、これから日本の経済を支えていくZ世代はもちろん、
シニアの方にとっても「声で操作できる」便利さが広まれば、一気にスマートホーム化が進むでしょう。

私も自分で設定するのは面倒でも、すでに導入されているマンションなら住みたいかも。
(もし一人暮らしになったら、外部とつながっておきたいですし)

これからの電気屋さんに求められるサービスの1つは
「あなたのお家をスマートホーム化します」ですね。

と、Alexaすら導入していない私が言うのもなんですが(笑)