経済産業省、再生可能エネルギーのFIT制度2022年度以降の買取価格と賦課金単価を決定

2022年3月25日、経済産業省が、再生可能エネルギーのFIT制度・FIP制度における2022年度以降の買取価格・賦課金単価等を決定しました。
太陽光発電について、掲載します!

太陽光発電の買取価格

1.住宅用太陽光発電・事業用太陽光発電(入札対象外)

2.事業用太陽光(入札対象)
2022年度の買取価格は、入札により決定します。2022年度の入札対象は、FIP認定の場合は1,000kW以上、FIT認定の場合は250kW以上以上1,000kW未満とします(ただし、既築の建物への屋根設置の場合は入札免除とし、2022年度の買取価格は10円とします)。2022年度の入札回数は4回で、上限価格は、それぞれ10.00円、9.88円、9.75円、9.63円とします。

2022年度の賦課金単価

2022年度の賦課金単価は、1kWh当たり3.45円と決定。
2021年度が1kWh当たり3.36円なので、0.09円アップしたことになります。

たいしたアップではないように見えますが、モデルを見てみましょう。

<目安>
1ヶ月の電力使用量が260kWhの需要家モデルの負担額
()は昨年と比べた増額分

月額897円(+24円)
年額10,764円(+288円)

はい、この金額は電気代にプラスされる金額です。
つまり、年間1万円以上払っているんです。
全世帯が負担しています。

 

経済産業省:再生可能エネルギーのFIT制度・FIP制度における2022年度以降の買取価格・賦課金単価等を決定

※掲載内容は発表情報の一部抜粋です。最新情報が更新されている場合がありますので、詳細情報は公式ページをご参照ください。