「販促時間」は意識的に捻出しないといつまでもできない!

セミナー講師で呼ばれると、
「チラシを作りましょう!」
「販促しないと売り上げは落ちますよ!」

とずっと言い続けていますが、実際に行動してくれる地域店は
セミナー参加者のうち、1店あるかないかです。

セミナー直後は、
「よし、今年は販促しよう」
「チラシを作ってみようか」
「ニュースレターって面白いかも」
と思っている方も多いですが、日々の業務に追われて、後回しになってきます。

「仕事がひと段落ついたら」
「スタッフにやってもらおうか」
「そのうち、そのうち・・・」

はい、もうやらなくなります。

販促しないと売り上げは落ちていきます。

 

なぜなら、他の会社はやっているからです。
お客さまはどんどん他に流れていきます。

ライバルは大手家電量販店だけではありません。
Amazonや楽天はもちろん、今年は中国系の通販会社がどんどん進出してくるでしょう。
(トランプ政権が中国に関税を引き上げると、中国は日本の市場を狙ってくる可能性があります)

地域密着店は、大手家電量販店やネット通販にも負けない強みがあります。
しかし、それを発信しないと、お客さまには伝わらないのです。

販促するための時間を捻出してください。

時間を意識的に作らないと、時間なんてあっという間にとけてしまいます。

令和5年に厚生労働省が発表した、
日本人の1日の所定労働時間の平均は「7時間48分」
約8時間。

令和5年にブレインスリープが行った調査によると、
日本人の1日の平均睡眠時間は「6時間43分」
約7時間。

合計すると仕事と睡眠で15時間使っちゃっているわけです。

その他、
食事や家族との会話時間に3時間(家事時間は含まれていない(^_^;))
移動に2時間(出勤、現場)
自分の時間に2時間(テレビやSNS、お風呂、昼寝など)

はい、あと2時間くらいしか残っていません。
地域店さんはこの2時間を仕事に費やしている方も多いですよね。

その2時間は、販促時間に使ってください。

「いや~2時間あれば、もう一軒、お客様宅を回れるから」

確かに困っているお客さまを助けたいお気持ちは分かります。
でも、急ぎでないお客さまは1日待ってくれます。

待ってくれる信頼関係を作るために、販促して欲しいのです。

もう一度いいます。
販促するための時間を捻出してください!