お客様の「買わない理由」を分析しよう!(セミナー開催レポート)
先日、全国の元気な電気屋さんの団体「全日本でんき屋ネットワーク協同組合(Dj-net)」様のZOOM勉強会で、販促についてのお話させていただく機会をいただきました。
ここの加盟店さんはとにかく、「学びたい!」という意欲がすごいので、しっかり準備をしなければ・・・というプレッシャーがあり、かなり試行錯誤しました(汗)。
今回は、「お客様に刺さる販促を考える」というテーマにしました。
同じチラシを配っても、刺さる方と刺さらない方がいる。
でも、刺さらなかった場合でも、半年後に刺さる場合がある。
お客様の買わない理由を分析してみました。
皆さま、「4つの不」という概念を聞いたことがありますか?
不信・不要・不適・不急
の4つです。
これは、お客様が何かを買うときに生じる心の壁を表しています。
「世界で最も革新的な企業」として知られるSalesforceの営業が常に意識している概念だそうです。
(世界でトップクラスの営業が言っているのだから、間違いない(笑))
何かを買っていただこうと思った時、お客様の状況を知っていないと、お客様に刺さる販促にはなりません。
例えば、「不信」。
新規顧客にいきなり「洗濯機セールです!安いです!」といった価格訴求のチラシを渡しても、「お前、だれだよ」と言われるだけです。
人は知らない人から、物は買わないのです。
そんな新規のお客様の「不信」を拭い去るためのチラシが必要です。
必ず用意して欲しいのが、メニューチラシ。
(チラシデータ販売サイト「ゴク楽ツール・テンプレート」で一番売れています\(^o^)/)
新規のお客様だけではなく、既存のお客様にも配布しましょう。
「えっ、リフォームもやってくれるの?」なんて、言われることもあるでしょう。
どんなことができる電気屋なのか、自己紹介は必要です。
次に、「不要」。「いらない、いらない」と断られることも少なくありません。
電気屋さんとしては、そのお客様に必要なものをオススメしているのに、伝わっていないわけです。
基本的に、人は「買わない理由」を作ろうとします。
その商品のことを知らないだけかもしれません。
そんなお客様には「共感・あるあるチラシ」で、興味を持っていただきましょう。
「そういえば、ウチもあるわ」と思ってもらうことが重要です。
次に「不適」。
商品やサービスの良さは分かってもらえても、「うちには関係ない」と思われていることです。
そんな時は、ちょっとお客様に考えてもらう内容が効果的です。
最後に「不急」。
そのうちにね。次、壊れたときにね。
こんな断りの文句は王道です。家電は「壊れないと買わない」と思っています。
(実は、私もそう思っています(笑))
そんな時は、無理にオススメしない。無理に勧めると嫌われる。
でも、お客様との関係性は維持しておきたい。
そうしないと、いざ、買い替え時に、「選ばれる土俵に上がる」ことができないからです。
そんな最強の販促ツールは
「ニュースレター」です!
大手量販店やネット通販ではできない販促です。
毎月でなくてもいい。3ヶ月に1回の季刊誌でもいいです。ただし、定期的なリズムは作ってくださいね。
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