テレビCMしているエアコンは本当にお得なのか?

いや~、急激に暑くなってきましたね。
気象庁によると、昨年2024年の夏は、統計開始した1898年以降、2023年と並び最も暑かったそうです。

そして2025年度はというと・・・「また猛暑」という予想が発表されました。さらに残暑も厳しくなるようです。
5月になると、熱中症に注意が必要となりそうです。ふう。

先日、広告代理店の友人にこんなことを言われました。
「今の季節は、『春・夏・夏・秋・冬』で考えている」。

例えば、昨年の花王さんの事例。
まだ、寒い春先に「制汗シート」のプロモーションを開始したり、
通年でビオレUV(冬でも紫外線防止対策)を販売して、売り上げが4倍増だったそうです。

異常気象に対するマーケティングも重要になってきますね。

家電業界で言えば、エアコン市場。
各社ともエアコンのテレビCMが早く展開されています。
地域電器店も早め早めの対策が必要です。

今年は残暑が厳しくなるとの予想なので、エアコンの使用時間が長くなるでしょう。
そうなると、故障する確率も高くなります。

設置後8年以上のお客様には「試運転の案内」はもちろん、
エアコンクリーニングの提案や買い替え提案を積極的に行っていきましょう。

目的は真夏時の買い替え需要を逃さないためです。
(もちろん、お客様が困らないようにするのが重要です)

お客様も昨年の猛暑を経験しているので、提案を受け入れる可能性が高いです。

テレビCMで宣伝しているようなエアコンは普及タイプが多く、
省エネ性能はうーーーーん・・・というものが多いです。

地域電器店は「省エネ性能の高いもの」をしっかり説明して販売してください。
本体の価格差は、「省エネ性能の差」、つまり電気代の差になります。

買い替え時期が長くなっている昨今ですので、ランニングコストが安い方がお客様のためになります。

もし、省エネ性能が低いものを購入してしまうと、「新しいエアコンにしたのに、電気代が高い」「あまり冷えない」といったクレームになる可能性があります(テレビCM等で宣伝しているエアコンは、購入して「失敗した」と後悔する可能性が高いかも・・・)。

「省エネ性能の高い」エアコンをしっかり販売していきましょう!!!