地域密着店はAIで代替えできない
米アマゾン・ドット・コムが10月末に従業員1万4000人を削減すると発表。
これを聞いて、業績絶好調なのに人を減らすとは、
やっぱりアマゾンの仕事も「AI」に置き換わっているのね。
と思いました。
するとアマゾンのCEOは決算説明会でこう明言されました。
「人員削減は財務やAIの問題ではない。
組織の階層を減らし、従業員はオーナーショップを持つ必要がある」
オーナーシップ。
経営者視点。当事者意識。自己責任。
ということでしょうか。
誰かの指示を待つのではなく、「何をすべきか」自ら判断し、行動する。
そして、問題が起きた時、誰かのせいにするのではなく、自分で責任を取る覚悟を持つ。
こういう人員でないと、解雇対象となるわけです。
経営者にとって、指示待ち人間ならAIの方がいいですもんね。
アマゾンだけではなく、すべての働く人に言えることだなぁと思いました。
自分で考えて行動しないと、従業員は解雇される道しかなくなるわけです。
私が個人事業主になったとき、一番重要だと思ったのは
「責任をとる覚悟」
AIは「従業員」にはなれるけど、「経営者」にはなれない。
AIはいろんな課題解決やアドバイスをくれるけど、最後に選択するのは自分。
地域密着店の仕事も、AIには代替えできません。
AIは提案内容を考えてくれたり、オススメ家電を教えてくれたりします。
販促のサポートもしてくれます。
上手にAIを活用している地域密着店も増えてきました。
でも、AIはアフターフォローやサポートはしてくれません。
購入後の心配もしません。
それができるのは、地域とお客様を良く知る経営者だけです。
お客様のために自ら動くことができる地域密着店は、AIに代替えできません。

