13年ぶり、エコキュートの補助金が復活します!

2010年に国の補助金「高効率給湯器導入事業費補助金」が終了してから13年。
当初の目的はエコキュートの普及でした。結構普及したから、補助金は終了となったわけです。

そのエコキュート補助金が復活\(^o^)/

今回の補助金は、「こどもエコすまい支援事業」という名称で、3種類の補助金から構成され、
「2030年度におけるエネルギー需給の見通し」の達成に寄与することを目的とする事業となります。

(その他には、「こどもエコすまい支援事業」(国土交通省)、「住宅の断熱性能向上のための先進的設備導入促進事業等」(経済産業省及び環境省)の補助金があります)。

エコキュートの補助金は、家庭のエネルギー消費で大きな割合を占める給湯分野について、
高効率給湯器の導入支援を行おう!ということで、経済産業省が管轄しています。

エコキュートの他、エネファーム、ハイブリッド給湯機にも補助金が出ます。

●いくら補助金が出るの?

ずばり、エコキュートの補助金は1台あたり5万円です!
(戸建住宅は2台まで、共同住宅は1台まで)

だいたい(タンク容量・タイプにもよりますが)50万円の販売価格だとすると、約10分の1が補助されることになります。

その上、毎月の給湯にかかる電気代がグッと減れば、お客様にとってメリットはかなり大きいです。

残念なのは、今後、割安の深夜電力料金がなくなっていく方向にあるので、電気代削減メリットは少なくなります。
それでも、高効率の給湯器ですので、省エネになることは間違いありません。

自信をもって販売してくださいね。

●「年間給湯保温効率」で、買い替えの提案を!

エコキュートはもともと省エネ性能が高い設備ですが、10年前と比べると、より省エネ性能がアップしています。

どのくらい電気代を削減できるのかは、省エネ性を表す指標の「年間給湯保温効率」で比べます。

「年間給湯保温効率」とは、どれだけ少ない電力で給湯および保温ができるかを表す数値です。
数値が高ければ高いほど、電気代の削減になります。

10年前の機種の「年間給湯保温効率」が2.5~3.0。
現在の新機種の「年間給湯保温効率」が3.0~4.0。

「年間給湯保温効率」が1.0違うと、年間の電気代が最大で15,000円くらい削減できます。

このように、10年経ったエコキュートを最新に交換することで、電気代の削減が期待できます!

●地域密着店は、事前登録しましょう。

交付申請等の手続きは、お客様と契約を取り交わす事業者(事前登録が必要)が行わなければなりません。
つまり販売店は事前に登録しておかないと、せっかくの補助金の申請ができないということです。

※2023年1月17日より事業者登録の開始してます。
※こどもみらい住宅支援事業(国土交通省)の登録事業者は、本事業に継続参加が可能です。

補助金情報は、販売店が説明しないと、お客様はなかなか知ることができません。
反対に、よく調べているお客様に突っ込まれた時、答えられないと信頼を失います。

しっかり事業者登録をして、お客様にオススメしましょう\(^o^)/

●給湯省エネ事業(経済産業省・資源エネルギー庁)
https://kyutou-shoene.meti.go.jp/