『パナソニック』が4月から新たな事業会社として発足

2022年4月1日、パナソニック株式会社は、パナソニックグループの持株会社・事業会社制への移行されました。

まあ、「パナソニック」の商号はそのまま継承され、くらし領域の事業が結集した感じになるので、大きく変わった感じはしないかな、という印象です。

とはいえ、分社化されて組織がよく分からないので、備忘録的に組織図をアップしますので、参考にしてください。
(出典:パナソニックニュースリリースより

■中国・北東アジア社 (社長:堂埜 茂)

スマートライフ家電事業部、住建空間事業部、コールドチェーン(中国)事業部、冷熱空調デバイス事業部、台湾事業部の5事業部で構成。中国・北東アジア地域において、家電・住宅関連事業を幅広く展開しています。

■くらしアプライアンス社 (社長:松下 理一)

キッチン空間事業部、ランドリー・クリーナー事業部、ビューティ・パーソナルケア事業部で、「食」「家事」「美容・健康」の領域を柱に家電事業を展開。卓越した技術・サービスで一人ひとりのウェルビーイングの実現に貢献します。

■空質空調社 (社長:道浦 正治)

空調事業を展開する空調冷熱ソリューションズ事業部と、換気・空気清浄機器など空質事業を担うパナソニック エコシステムズ株式会社が融合。空気と水のテクノロジーで、健康で快適なくらしと社会を創造します。

■コールドチェーンソリューションズ社 (社長:片山 栄一)

コールドチェーン事業部と米国の業務用冷凍・冷蔵ショーケースメーカーであるハスマン株式会社で構成。グローバルに卓越した冷熱・省エネ・環境技術で社会生活と食生活に新たなソリューションを提供します。

■エレクトリックワークス社 (社長:大瀧 清)

照明事業のライティング事業部、配線器具・分電盤・AiSEG(HOME IoT)などを担当するエナジーシステム事業部、燃料電池やメーターデバイスを担当するスマートエネルギーシステム事業部から構成。強みである電気設備とデジタル技術を核に、パートナーと共に、お客様に最大の満足をお届けします。

パナソニックのメッセージはかみ砕かないと分かりにくい(^_^;)

事業会社制に伴い、パナソニックから発表された「ブランドスローガン」が

幸せの、チカラに。

人と社会と地球を健やかにし、暮らしを支える設備と家電で
感動と安らぎの、エンターテインメントとコミュニケーションで
人と環境にいい住まいをつくることで
こころ動かす出会いを創り続けるオートモーティブで
よりよい未来を切り拓くデバイステクノロジーで

・・・これは何をいっているのか、
正直、途中で理解しようとすることを諦めました(ごめんなさい)。

パナソニック店の皆様へ。

このパナソニックからのメッセージをお客様に伝えるためには
かみ砕かないと伝わりませんね。

そこで、私なりに噛み砕いてみました。

暮らしの中の設備と家電によって
人と人とが繋がることができ、
遠方の人たちとも出会え、

感動するほど使いやすく、
さらに、とってもエコ(省エネ)で
将来も安心!

といったところでしょうか(ああ、分かりにくい)。

これはあくまでもスローガンなので、すべてのお客様に同じ対応でよいというわけではありません。

あるお客様には「感動するほど使いやすい」けど、
別のお客様には「全く使えず、手付かず」になる可能性があります。

「モノ」を「幸せの、チカラに。」にするためには、
販売店が「チカラ」になる方法をちゃんと伝えていくことが重要なのでは?

でんきやさんが今までされていた顧客サービスを継続させつつ、
新しい技術を用いた商品・設備が「どうチカラになるのか」を説明できるように準備くださいね。
(とくにエネルギー関連商品を取り組んでいないお店は、取り組まないとパナソニックさんから嫌われますよ~(笑))

懸念としては・・・
分社化されましたが、でんきやさんは、全てに関わった仕事をされています。
分社化によって、たらい回し的なことが起きなければいいなぁ・・・
と、老婆心ながら、思った次第です。